渋温泉と湯田中温泉の中間にある安代温泉。

その安代温泉街の一軒目に佇むのが、明治時代から続く温泉旅館 安代館です。
エリアには、7つの温泉宿と、安代温泉の宿泊者のみが利用できる2つの外湯・大湯と開花湯が楽しめます。

安代温泉の歴史

長野県を代表する湯田中渋温泉郷には、安代温泉、渋温泉、湯田中温泉、角間温泉、上林温泉、沓野温泉、地獄谷温泉、星川温泉、穂波温泉と、それぞれの地区にたくさんの源泉があり、多様な温泉の集まる地域です。
安代(あんだい)温泉は、そんな湯田中渋温泉郷の一角にある温泉地の一つ。
横湯川沿いの裏通りに位置し、渋温泉に隣接した安代温泉街は、石畳が敷かれた情緒あふれる湯のまちです。
湯治場としての歴史は古く、江戸時代の宝永2年(1705年)、河原に湯屋が置かれたのが始まりと伝えられ、「何国か疝気(下腹部に痛みがある病)の僧が訪れ、鉱泉湧出を発見して1つの浴場をつくる。これに浴して疝気全快。この報恩のため薬師木造を彫って忽然と立ち去る」という言い伝えがあります。
現在は、こぢんまりとした7軒の温泉宿が立ち並び、2軒ある共同浴場・大湯と開花湯は、地元の方と安代温泉宿の宿泊者のみ利用できます。
安代温泉の泉質は弱アルカリ単純塩泉で、美肌の湯とも言われています。無色透明のお湯は、濡れた状態で腕をこするとすべすべ感があります。
効能は、神経痛、リウマチ、肝臓病、糖尿病、呼吸器疾患、痛風、不妊、美肌、皮膚病、便秘、更年期障害などさまざまです。

安代館の歴史

安代温泉街を入ってすぐの場所にある安代館は、明治35年創業のひなびた温泉旅館です。今日まで100年余りの時を経た木造3階建ての古めかしい佇まいですが、外観のつくりや朱塗りのらんかん橋、木製の傘天井などに、当時の遊び心を感じていただけたら幸いです。
〝旅は道ずれ 世はなさけ〟。ご家族やカップル、お仲間同士、一人旅の方まで快適に過ごしていただけるよう、代々続く小さい宿ならではのおもてなしを大切にしております。

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